2004年 旅日記

スカンジナビア政府観光局主催のデンマーク・スウェーデン・ノルウェーの3か国を廻るテクニカルビジット研修ツアーに参加してきました。噂どおり、スカンジナビアの環境・福祉の施策は素晴らしいものでした。日本とは比べものにならない税制度があるから実現できる高福祉制度なのですが、そういった政策が実現するに至った経緯やその国民性がカッコイイ。

僕が何よりもカッコイイと思ったのは、民意の高さです。市民が社会活動に参加する、発言するというシステムがしっかりできているんです。単に意見をぶつけ、議論をするということでなく、相手を理解し、ダイアローグしていくことの大切さが多くの人に根付いているんです。会う人会う人が、念仏のようにダイアローグ、ダイアローグと言うのが印象的でした。議論して相手を論破するということでなく、相手を理解し解決策を模索していくこと。妥協とは全く違うし、これを共通意識として実践していることは、スゴイと思いました。この共通意識があれば、今行われている戦争なんて起こりえないことだよなぁと、強く思いました。

また、行政で働く人が自分の仕事に誇りを持っている姿、ビット胸張って仕事しているんです。自分たちの生活の向上に関わる仕事についていることに強い誇りを持っています。あたり前だけど、素晴らしいことです。日本では、安定しているから、楽だからといって行政の仕事を選んでいる人がいるということは、正直、否めません。

最後に、強く共感を抱いたのは、未来へのプラカードを掲げている点です。10年後、30年後、しっかりと目標を掲げているんです。しかもわかりやすい。2020年には、風力発電からの電力供給を30%しようとかビジョンが明確なんです。目標があればそこから逆算して到達戦略をつくれるし、何よりもわかりやすい。日本の行政も目標をもってやってるけど、もっともっと分かりやすいビジョンを掲げたらと強く思い直しました。有意義な研修ツアーでした。しかし、この時期の北欧は思ったより寒かった〜
そんな旅の写真です。よかったらのぞいて見てください。

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